Uber Eatsには注文者側・レストラン側から評価されるシステムがあります。
普通に配達をしていれば特に気にすることはありませんが、評価が悪いと大きな影響が生じます。
- 評価が悪いことで起きるトラブルについて
- 低評価を招く原因・解決方法
- 回避すべき低評価誘発案件について
以上に注目して解説します。
初心者だけでなく、ベテランの方も今一度見直していただくことをおすすめします。
低評価はアカウント停止の最大原因
ただ単に低評価が多くなるだけなら、特に気にする必要もありません。
しかしUberEatsの評価については、あまりにも低評価になってしまうと、一時的にアカウントが停止。すなわち配達することができなくなってしまいます。
専業として稼働している配達パートナーの方であれば仕事が無くなることになり、死活問題です。
具体的に低評価がいくつ以上になるとアカウントが停止されるのか?
残念ながらアカウントが停止される基準については不明です。公式のアナウンスもないためシークレットとされています。
評価が80%で止まる人もいれば、70%台になっても稼働できる人がいます…
これは配達パートナーの口コミの情報ではありますが…
- 評価が85%を下回ると警告のメールが届く?
- 評価が80%を下回るとアカウント停止?
このような流れになるそうです。
アカウントが停止されるとパートナーセンターで面談を受け、その上で復活できるかを判断するとのことです。
常人であれば普通に配達していて評価が80%になることはまず無いので、過剰に気にする必要はありません。
低評価になる原因は?
料理ぐちゃぐちゃ
デリバリーの仕事をする上で絶対にあってはならないことです。
頻繁にこぼすようであれば、正直別の仕事にシフトするほうがいいでしょう。アカウント停止も時間の問題です。
Uber Eatsは多種多様な料理を運びますが特にお寿司・汁もの(カレー・ラーメン)はこぼしてしまう危険性が高いです。
汁ものに関しては多少運転が荒くなっても影響は小さいものの、特にお寿司の配達は鬼門です。
シャリの上にネタが乗っていることが大前提ですが、想像している以上に少しの衝撃でも分離してしまいます。
崩れてしまったらもはや寿司では無くなりますからね。
高いお金を出して注文している側から見れば怒る理由もわかります。
お店によっては梱包容器自体が甘く作られているものもあり、丁寧に運んだつもりでも到着時にはぐちゃぐちゃになっていることもあります。
半分運ゲーではありますが、とりあえず運転はゆっくりすることを心がけましょう!
配達遅延(配達が遅い)
なるべく出来たての状態で食べたいのは注文者全員が理想としていることです。
いくら自由な働き方であるUber Eatsでも依頼を受けてから注文者のもとへ渡すまでの間については寄り道をすることなく、配達しましょう。
配達のスピードだけではなく、配達依頼を受ける条件にも気をつけてください!
例えば…
- お店までの所要時間が1分圏内のお店から依頼がくる配達
- 10分以上かかるお店の依頼がくる配達
どちらが出来たての状態で届けられますか?
当然お店までの距離が近い案件のほうが早く届けられますよね。
どれだけ迅速に配達をしていても、お店までの距離が長い案件(ロングピック)を受け取ってしまうと、遅延による低評価をもらう危険があります。
暇だとはいえ、基本的にお店まで10分以上かかるロングピックは受けず、近くにいる他の配達パートナーに譲るほうが無難です。
特に自転車だとその日のコンディションによってスピードにバラつきが生じるので!!
愛想が悪い
この問題は特にお店から低評価を受けることが多いケースです。
個人事業主扱いということもあり、マナーについての基準は人によって異なるとは思いますが、
評価を上げるために心がけること
バッド評価のよくある原因を解説しましたが、ここからは評価を上げるためにやるべきことについて3つのポイントを紹介します。
受け答えはしっかりと!
笑顔を作るのが苦手な人も中にはいると思いますが、最低限言えることとして『受け答えだけはちゃんとすべし!』
社会人としては当たり前すぎることではありますが、出来ていない配達パートナーが多いようです。
【加盟店の人に聞いた話…】
入店時「Uberです」と名乗らずに無言で入ってくる配達パートナー(バッグも持ってなかったのでお客さんと勘違いしたそう)
お店側で「Uberさん?」と問いかけてようやく配達パートナーと判明。
その後、注文番号を言う以外は終始沈黙。
「こぼれやすいので気をつけてください」と親切に言ってもノーリアクション。
なにか不愉快なことでもしたのかな?と店員の方がおっしゃっていました。
ほんの数分の受け答えすら出来ていない人が意外と多いのだと思います。
過去に某海鮮丼のお店で注文がひっきりなしに入って、少し待たされる(5分ほど)だけでも舌打ちをしながら煽っている配達員も私自身見かけたこともありました。
急いで1円でも多く稼ぎたい気持ちは痛いほど分かりますが、いくら一人で仕事をしているとはいえ、お金をいただけているのは注文者・レストランの存在があるからです。
「ありがとうございます!」最低限のコミュニケーションはとれるようにしましょう。デリバリーとはいえ、立派な接客業ですから!
ほんの少しの心がけが低評価を防ぎます!
笑顔は、あなたを信頼していますというサインでもあることから、相手も自然と協力関係を築く効果もあります。
印象に残れば、リピートに当たったお客さんからチップも貰える可能性もあるかも!?
連絡・報告は必ず!
低評価理由の中の「コミュニケーション不足」の項目に当てはまるところです。
前の配達が長引いてしまった、雨で配達員が少ない場合は一定時間お客さんを待たせている可能性が高いです。
日頃から連絡する癖をつけるためにも、毎件お届け前に「今からお届けに向かいます」とメッセージをいれておくことをおすすめします。
料理をこぼさない
梱包資材自体が適当な飲食店もありますが、お客さん側からすれば運搬する配達員がこぼしたと思い込む人が大半でしょう。
万が一破損させてしまった場合でも焦らずにまず報告必ず入れる!例え置き配であってもメッセージやインターホン越しで事情を説明するべきです。
もちろん怒られて当然のことではありますが、一言謝罪があるだけでも印象は全然違います。またサポートにも連絡し、破損があった旨を伝えておくべきです。その際に依頼を受けた店舗も併せて知らせておけば、今後お店側の容器の改善にも繋がることでしょう。
熟成案件に注意!
遅延による低評価がつく理由については正直運次第です。
というのも雨など荒天時は配達員が少なく、注文をしても必然的に配達パートナーのマッチングにかかります。※1時間マッチしないこともよくあります。
さすがにユーザーが注文して1時間以上経過(熟成案件)した案件を取ってしまえば、どんな優秀な配達パートナーであっても低評価をつけてしまう可能性が高いです。(業界用語で"巻き添えバッド")
この場合はどれだけ対応が良かったり、自分が運ぶスピードが早かっても無理です。
荒天時の稼働は最低でも一件低評価を食らう覚悟でしましょう。
※ちなみにリクエストを受ける前に熟成案件かを判断することは不可能なので運ゲーです(笑)
評価の確認方法について
Uber Eatsの配達アプリから評価の確認が出来ます。
❶上部のアイコンをタップ→顔写真をタップ
❷評価の部分をタップすれば表示されます
低評価があった場合は理由も同時に確認できます。
なるべく低評価を蓄積しないために。我々ができる最低限の努力として…
『愛想よく!かっこよく!!』
このフレーズを大事にしています。
評価を落とさない努力するということは同時にお客さん・お店からの印象を良くし、場合によってはチップがもらえたらすることもあります!
長時間の配達になるとついついテキトーになってしまってしまいますが、同時に配達の機会を自ら奪ってしまっていますよ〜
当たり前のことに気をつけて配達を頑張りましょう!